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建設現場の仕事に役立つ資格

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作業主任者


労働安全衛生法に定められた選任資格

■仕事内容

労働者を労働災害から守る 
さまざまな産業の現場では死傷災害が後を絶たない。作業主任者とは、労働安全衛生法とその関連法令により定められた、労働災害防止のための資格制度である。
 
事業者(会社経営者等)が業務を労働者に命ずる際、その業務の全部または一部に“労働災害の危険性および恐れ”がある場合、それらの業務を行う労働者の中から、一定の要件(資格)を満たす者を作業主任者として選任し、当該作業に従事する労働者(本人を含む)に対する指揮を行わせなければならない。作業主任者を選任すべき作業は、労働安全衛生法で細かく規定されている。
 
また事業者は、作業主任者を選任(複数を選任する場合もある)したときは、当該作業主任者の氏名およびその者に行わせる事項を、作業現場の見やすい場所に掲示するなどして、関係労働者に周知させることも義務づけられている。
 
作業主任者の主な職務は以下の6つ。
(1)作業の方法および労働者の配置を決定し、作業を直接指揮し、作業状況を監督する。
(2)材料の欠点の有無、器具・工具を点検し、不良品を取り除く。
(3)器具・工具・安全帯等および保護帽の機能を点検し、不良品を取り除く。
(4)安全装置を点検し、異常を認めたときには、直ちに必要な措置をとる。
(5)作業中、安全帯等および保護帽の使用状況を監視する。


■取得方法

免許試験または技能講習 
事業者から作業主任者に選任されるためには、当該業務に関連する免許を所持するか、または各都道府県の労働局長に登録した技能教習機関が実施する技能講習を修了する必要がある。
 
平成22年6月末現在、労働安全衛生法に規定される作業主任者資格は30種類。このうち、高圧室内作業主任者、ガス溶接作業主任者、林業架線作業主任者、エックス線作業主任者、ガンマ線透過写真撮影作業主任者の5資格については、厚生労働大臣指定試験機関である安全衛生技術試験協会が行う試験に合格することで免許が得られる。
 
そのほかは、各都道府県の労働局長登録教習機関において技能講習を受講し、修了試験に合格することで、修了証が交付され、免許取得となる。技能講習の所要日程は、対象となる作業主任者講習によって1日〜4日と幅がある。また、実施日程もその作業主任者の需要等により、毎月あるいは年1回などばらつきがある。
 
なお、資格試験および技能講習は、エックス線作業主任者や石綿作業主任者のように、誰でも受験および受講ができるものと、一定の実務経験を問われるものがあり、後者が大部分を占める。内容の類似する免許や技能講習修了証を受けている場合、講習科目の一部免除が受けられる。


■問い合わせ先
免許試験=財団法人 安全衛生技術試験協会技
能講習=各都道府県労働局労働基準部安全衛生主務課または労働基準監督署および各地の登録教習機関



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